†蔓薔薇人形館† rose'n'dolls 小さなビスクドールの工房
つるばらにんぎょうかん dolls
蔓薔薇に囲まれた小さな人形工房…
オリジナルの小さなビスクドールやアンティークのリプロダクションの製作をしています
伝統の技術を使った物語のある人形達…
参考になる書籍や便利な道具の紹介もしています
蔓薔薇に囲まれた小さな人形工房…
オリジナルの小さなビスクドールやアンティークのリプロダクションの製作をしています
伝統の技術を使った物語のある人形達…
参考になる書籍や便利な道具の紹介もしています
-
2013.03.29 Friday
-
アイキャッチに泣く
-
正しいグラスアイの状態。瞳の同じところにハイライトが入ります。ダメなセッティング。ハイライトがバラバラです。目玉はほぼ球体で、瞳があるので、X軸、Y軸、Z軸のどれかがズレるとアイキャッチがズレてしまうのです。アイホールが左右対称でなかったり、水平面になかったりするとなかなかぴたりとあわせることが出来ません。そして、新13センチの顔。ふと思いつきで、グラスアイを入れてみたら、アイキャッチが全然決まらずに、とうとう向かって右のまぶたをくりぬいてしまいました。落ちついてもう一度チャレンジします。リプロダクションの人形なんて、何も考えずに目玉をいれても、きちっと視線を合わせてくるんだから、19世紀の、フランスやドイツの人形師、さすがです。
-
2013.03.23 Saturday
-
自立する人形が好き
-
13センチ、可哀想な姿だったので、少し磨きました。何だかちっちゃいフィギュアになってしまいましたね。でもなんとかちっこい足でちゃんと立っています。人形を作る上で私がどうしてもこだわってしまう自立。大きなビスクだったら、万が一倒れたときのリスクを考えると、必ずスタンドを付けるか寝かせるかするのでしょうから、自立にはこだわらなくても良いのかもしれません。でも、私が作るのは、せいぜい大きくても30センチまでなので、原型の段階から自立するように作ります。数十年前、まだ、自己流で紙粘土の球体関節人形を作っていた頃、初めて組み上げた人形が自立した時、すごく不思議で、嬉しくて、家族を呼んで、無理矢理見せたのを覚えています。みんな、へー、ふーん、それがどうしたの?ってリアクションでしたが…。粘土のかたまりだったものが、意識を持って立ち上がった、と感じた瞬間でした。そのことがあってから、人形作りにますますハマりました。人形って、頭が大きくて、足がちっちゃいのに、しかも背中や足もまっすぐなわけではないのに、ちゃんと立つのが不思議です。デザインとしての人体って、よく出来ているなと感心します。アンティークの小さな磁器人形が、小さな小さなハイヒールをかたどった足でスクッと立つのは本当に感動します。子供でも買えるような大量生産の安価な人形なのに、当時の職人さん達が誠実な仕事をしていた証だと思います。私も、その方達を見習って、じっくりと人形を作りたいと思います。
-
2013.03.11 Monday
-
クリーニング
-
お世話になっているかたのお祝いに贈るフィギュアをつくっているのですが、昨日素焼きがおわったので、今日は朝からクリーニングです。
素焼きをぬるま湯につけて、ナイフでバリを削ったり、表面をみがいたりするのですが、手がふやけるし、単調なので、あまり好きではありません。
頑張るぞー!
-
全 [2] ページ中 [1] ページを表示しています。